
海外旅行に行く時には、インターネットへ接続する手段としていくつかの方法があります。中でもレンタルWiFiは、最も手軽で料金的にもお手頃なため多くの人が利用しています。しかし、利用するには様々な決まりがあり、「定額」と「使い放題」を勘違いしている人もいます。利用する際の注意点などを見てみましょう。
レンタル時には行く国を申請しなければならない
海外WiFiをレンタルする場合には、まず申込時に行く国を申請します。申請した国以外で使用すると高額な請求をされる場合もありますので、申請国以外では使用しないようにしてください。海外で気持ちが大きくなったり、ついうっかりといったりしたことのないように、念のため申請国以外ではルーターの電源を入れないようにしましょう。
海外レンタルWiFiはその国の人が使っているのと同じLTE回線3G回線を利用することになります。そのため、通信速度が速くて安定していて、国内にいる時と変わらないモバイル通信環境が確保できるというメリットがありますが、このように気を付けなければならない点もありますので注意しましょう。
違う国で使うと、定額の対象外に
海外レンタルWiFiサービスの申込時には、下記のようなタイプがあります。
国別タイプ(単国タイプ)
渡航先が主要な国、都市の1か所向けのタイプです。
周遊タイプ
ヨーロッパ各地を周遊する方向けのプランです。
世界周遊タイプ
全世界を広範囲にカバーするタイプです。
それぞれのタイプによって、値段が違いますし通信料も変わってきます。また、単国タイプや周遊タイプを選び申請していない国で使用した場合は、定額プランの対象外になるので気を付けましょう。
未申請の国では、フリーWiFiを探しましょう

では、未申請の国ではインターネット接続はどうしたらいいのでしょうか?申請をしていない国でインターネットを利用する機会も多くあるでしょう。このような場合は、WiFiルーターではなく、ホテルや空港、カフェなどにあるフリーWiFiを活用しましょう。日本でもコンビニや、施設様々な場所でフリーWiFiはありますが、世界各国にももちろんフリーWiFiはあります。欠点としては場所や時間が制限されることですが、それでも確実にインターネットに接続できますし、あとは観光やその場でしかできないことを十分楽しむ時間と割り切り、旅を楽しむようにしましょう。
海外レンタルWiFiは、申し込みが簡単、料金も手ごろ、空港で返却が可能とメリットも多いです。特に複数の国を周遊する時には上記の注意点をしっかりと覚えておき、快適な旅行を楽しみましょう。
あわせて読みたい記事はこちら
■ 本当に安い?海外レンタルWiFiサービスの比較ポイント■ 初めての海外携帯レンタル!知っておきたい5つのこと
■ 注意!海外レンタルWiFiが届いたらチェックするべきポイント
■ 海外レンタルWiFi?SIMフリー?どっちを選べばいいの?
■ 羽田空港で当日貸出可能な「海外レンタルWiFi」のカウンター
■ 空港で使えるフリーWiFi、セキュリティは大丈夫なの?
■ 海外レンタルWiFi、通信制限基準は国ごとに異なることに気をつけて!
■ 通話料がこんなに!?海外での高額請求を避けるために