両替のミスに要注意!旅先に合わせて現地で使えるお金を用意するコツ

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海外旅行へ出かけるときは、現地で使える通貨を事前に調べて、両替をしておきましょう。十分な日本円や米ドル、クレジットカードを持っていても、現地のお店でたとえば「うちでは現金でしか払えない」と言われてしまったら、買い物をすることができません。また、チップのある国では、やはりチップの分くらいの現金は持ち合わせていた方が便利です。

国によって、一般的に流通している通貨は違います。現地の事情を考えて通貨を用意しないと、思わぬ支払いトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、旅先で使える通貨を準備するコツを知っておきましょう。

今回は、目的地の通貨単位を調べておく重要性や米ドルの強み、余裕を持って準備しておきたい紙幣や硬貨の種類など、海外旅行に役立つ通貨事情についてお伝えします。

海外へ出かけるときは国の通貨単位を調べよう

海外旅行を計画している場合、出国前に現地の通貨単位を調べておきましょう。通貨単位とは、いわゆる「円」や「ドル」といった大きなお金の単位です。

同じ「円」という通貨単位にも、1円硬貨、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨、1,000円札、5,000円札、1万円札と紙幣や硬貨が複数あるように、海外でも通貨に複数の種類が存在します。

ただ、日本では、2,000円札などの限定発行されるケースを除いて、紙幣や硬貨の種類が増えたり減ったりすることはありません。

しかし、海外の場合、記念硬貨や記念紙幣が大量に流通していて、まったく見た目やサイズの違う紙幣や硬貨が混在しているケースも多いのです。
海外旅行に向けて現金を用意するなら、現地の通貨単位をチェックして、一番メジャーな紙幣や硬貨が何かを理解しておきましょう。

なお、事前に通貨単位を予習しておくメリットは、現地で見慣れない紙幣や硬貨を渡されても、戸惑わずに対応できることです。通貨や紙幣の種類をそろえてくれるのは、空港や日本で両替をするときくらいなので、現地で買い物をするとお釣りで見知らぬ紙幣を渡されることもあります。

紙幣や硬貨の細かい違いをある程度知っておけば、「偽札なのでは」「お釣りをごまかされているのでは」といった不安を感じることなく支払いを済ませられるでしょう。

国によって自国の通貨よりも米ドルが流通している場合もある

繰り返しになりますが、海外旅行に備えて現金を両替する場合、「現地で一番使いやすい通貨は何か」を調べておくことをおすすめします。日本に住んでいるとあまり実感できないことですが、たとえば内戦や政変が起きているような地域では、現地の支配政府が変わる度に通貨単位が変わることも少なくありません。

また、アジアやアフリカ圏のいわゆる発展途上国や、観光大国では、現地の通貨よりも、海外資本の通貨の方が良く使われているということもあります。

たとえば、クメール文明を代表する建築物、世界遺産の「アンコールワット」で有名なカンボジアの現地通貨は、「リエル」です。しかし、観光を目当てにした外国人旅行客が毎年大量にカンボジアを訪れるため、支払いの手間をなくすために、ほぼすべての店舗やサービスが「米ドル」払いに対応しています。米ドルの紙幣や硬貨が足りない場合、現地通貨のリエルでお釣りをもらうこともありますが、日本円をリエルに両替するよりも米ドルに両替して持ち込んだ方が便利です。

海外では、現地の通貨に両替しておけばスムーズに買い物できるわけではありません。目的地の通貨事情に合わせて、現地で一番使いやすい通貨へ両替しましょう。

国によっては「紙幣」と「硬貨」の流通量が違う

国によって、紙幣や硬貨の流通量が違います。簡単に説明すると、「使う機会の多い紙幣や硬貨が大体、決まっている」ということです。日本でも、100円の商品を買うときに、1円玉を100枚準備することはほとんどありません。逆に、財布の中に1万円札しかなく、細かい買い物に対応できないという経験をしたことのある人も多いでしょう。

国内の物価や収入によって、利用頻度の高い紙幣・硬貨はある程度、決まってきます。

  • チップに便利な小額紙幣
  • バスなどの支払いに便利な硬貨

などを調べておいて、できるだけお釣りを出さずに支払いできるようにするとスマートです。

海外と日本は「度量衡」が違う!食品などを買うときは要注意

度量衡とは、重さや長さなどを示す単位のこと。日本は「メートル法」や「キログラム」を採用していますが、たとえばアメリカでは、「ヤード・ポンド法」が使われています。

「1ポンドステーキ」や「12オンスのジュース」という説明を見て、どれくらいの量になるのかわからない人も多いでしょう。度量衡の違いを知らないと、食べきれない量の食品を注文してしまったり、食べきれるかどうかわからなくて注文を諦めてしまったりする可能性もあります。

ちなみに、1ポンドは約453グラム、1オンスは約28~29グラム(イギリスとアメリカで若干違う)です。計算は面倒ですが、「12オンスのジュースが350ml缶のジュースと同じ量」だと知っていれば、度量衡が違っていても戸惑うことはありません。

現地で使える通貨を準備して、度量衡を理解していれば、「この買い物はお得なのか」といった計算も可能です。出かける国で使われている度量衡を調べておくと安心です。

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株式会社JALエービーシー

営業戦略部 戦略グループ

インターネット関連企業にてSEOディレクターを2年、100社以上のWEB・SNS広告運用を3年ほど経験。ハワイでの留学経験ありで、年に2回はハワイへ足を運ぶ。趣味はゴルフで、週末は自宅近くのゴルフスクールに通いつつ、家族や友人を誘いお気に入りのコースを回って、レッスンの成果に一喜一憂する日々。ハワイとディズニー、嵐が大好きな筆者を含むWEB運営管理・インバウンド関連事業を担当しているチームです。

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