中国に行ったら飲みたい!地元住民も愛飲するおすすめのお茶5選

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中国に行く人へぜひ楽しんで欲しいのが、中国茶です。中国はいわゆるお茶の原産地であり、日本で親しまれている緑茶とはまた一味違った華やかな香りや味わいを楽しむことができます。 中国茶には大きく分けて7つの分類があり、産地や製法、淹れ方にこだわると無数の種類があるため、どのお茶を飲むか選ぶだけでも大変です。 そこで今回は、中国に行ったらぜひ飲んで欲しいおすすめのお茶を5種類ご紹介します。

烏龍茶の代表品種「鉄観音」

鉄観音

鉄観音茶は、

  • 中国茶を飲んだことがない
  • 普段お茶を飲まない

という人におすすめの中国茶です。世界的にも有名な烏龍茶の高級銘柄で、茶葉の発酵を途中で止める「半発酵茶」という製法で作られています。茶葉そのものが青みがかった色をしているのが特徴です。

鉄観音茶の魅力は、何といっても上品かつ華やかな香りの豊かさ。香ばしさとフルーティーさ、持続性のある甘い香りをいつまでも楽しむことができます。苦味や渋みなども控えめなので、お茶を楽しむ習慣がない人でもおいしく飲めるお茶の一つです。

同じ鉄観音茶でも、茶葉を収穫した時期やどこまで発酵させるかなどによって風味が変わります。違うお店の鉄観音茶を飲み比べてみるのも、良い経験になるでしょう。

グラスの中で葉が開く「龍井(ロンジン)茶」

龍井(ロンジン)茶

中国茶の中でも、茶葉を発酵させないものを「緑茶」と呼びます。龍井茶は、緑茶の中でもっとも一般的なお茶で、翡翠のような美しい緑色の茶葉と水色が大きな特徴です。茶葉を発酵させず緑色のまま使うという点では日本茶と同じですが、茶葉を蒸す日本茶と違って、釜に押し付けるようにして炒って作るため、日本茶よりも香ばしい風味を楽しめます。

釜に押し付けて炒るという製法上、茶葉が平で、器に注ぐと葉が開いてゆらゆらと舞う様子を楽しめるのも人気の理由です。また、柔らかな新茶の芽を使っているため、お茶だけでなく茶葉そのものも食べることもできます。

日本茶好きの人は、中国緑茶の代表である龍井茶を飲んで違いを確かめてみましょう。

ダイエット中の人におすすめ「普洱茶(プーアル)茶」

プーアル茶

中国茶葉の有名生産地、雲南省南部にある「プーアル」という場所で作られている中国茶のことを、「普洱茶」と呼びます。「黒茶」という熟成タイプに分類され、脂っこい食事の多い中国南部や香港などで親しまれているお茶の一つです。

一般的に、黒茶には選りすぐった麹菌を使って発酵を早めた「熟茶」と、茶葉が持つ酵素だけでゆっくり長時間かけて発酵と熟成を進める「生茶」があります。普洱茶は含有するミネラルが豊富な分独特の癖があるので、香りが苦手だと感じた場合はまろやかで飲みやすい熟茶がおすすめです。

熟茶の普洱茶を気に入ったら、ワインのように熟成させると深みが出てくる生茶を楽しみましょう。旅行中はおいしいものばかり食べて栄養が偏りがちなので、健康のことを考えて普洱茶でミネラル補給をするのもおすすめです。

新鮮なジャスミンの花の香りを楽しむ「茉莉花茶(モーリーホアチャー)」

茉莉花茶(モーリーホアチャー)

フルーティーなジャスミンの花の香りを楽しみたい人におすすめなのが、「茉莉花茶(モーリーホアチャー)」です。

上質な緑茶に花の香りを足して作られることから、茉莉花茶を初めとする花の香りのお茶は、緑茶ではなく「花茶」に分類されています。バラや金木犀など、花の良い香りを吸わせたさまざまな茶葉がありますが、初心者向けとしては名前もメジャーで種類も多い茉莉花茶がおすすめです。

茶葉の中から花が咲く「工芸茶(コンイーチャー)」

工芸茶(コンイーチャー)

花茶の中でも、女性ウケ抜群なのが「工芸茶(コンイーチャー)」と呼ばれるタイプの中国茶です。茶葉に花の香りを吸わせるだけでなく、乾燥させた緑茶の茶葉で見た目の美しいユリの花などを包んでおり、お湯を注ぐとカップの中で花と茶葉が開くようにできています。

花と茶葉がきれいに開くよう、糸を使って丁寧に手作業で結びつけているので、見た目の美しさなら中国茶でも屈指のお茶です。写真映えもしますし、女性へのお土産にも最適なので、おしゃれな中国茶を楽しみたい人におすすめです。

7つの分類を知って好みや気分に合ったお茶を選ぼう

中国茶を探すときは、

  • 青茶
  • 緑茶
  • 黄茶
  • 白茶
  • 黒茶
  • 紅茶
  • 花茶

という7つの分類を知っておくと、好みや気分に合ったお茶を選びやすいでしょう。ただ、それぞれのお茶に産地や収穫した時期、淹れ方、使う茶器などによって細かな違いがあります。中国茶を出しているお店もたくさんあるので、中国茶専門の喫茶店めぐりも 楽しいかもしれません。

中国茶は、中国料理との相性も良く、お土産にもなってちょっとした休憩に最適な中国の名産品です。茶器の形やデザインも可愛いので、中国に行くときはぜひ現地の喫茶で中国茶を楽しんでみてください。

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株式会社JALエービーシー

営業戦略部 戦略グループ

インターネット関連企業にてSEOディレクターを2年、100社以上のWEB・SNS広告運用を3年ほど経験。ハワイでの留学経験ありで、年に2回はハワイへ足を運ぶ。趣味はゴルフで、週末は自宅近くのゴルフスクールに通いつつ、家族や友人を誘いお気に入りのコースを回って、レッスンの成果に一喜一憂する日々。ハワイとディズニー、嵐が大好きな筆者を含むWEB運営管理・インバウンド関連事業を担当しているチームです。

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