海外旅行に初めて行く場合に戸惑うのが、お金をどのような形でどれくらい準備していけばいいのかということです。
現金はもちろん、クレジットカードやキャッシュカード、トラベラーズチェックなど、どのように準備しておくのが良いのでしょうか?
チップ制度のある国での支払い
日本では馴染みがありませんが、例えばアメリカなどでは、未だにチップ制度が慣習として根強く残っています。
特に決まった支払額・支払率というものはないのですが、レストランやタクシーを利用した際には、料金の約15パーセント前後が支払いの目安といわれています。
チップの支払い方法ですが、レストランなどでは、チップ分も含めてクレジットカードで支払えるところも多いです。
とはいえやはり、小額の紙幣を持っておいた方が、何かとチップを渡すのに便利です。
現地の為替レートで引き出すことが出来る
現地で現金を全て使い切ってしまったような場合でも、国際キャッシュカードや、海外でのキャッシング機能がついたクレジットカードがあれば、海外のATMで現金を引き出すことができます。
この場合、引き出す現金は、自動的に現地の為替レートで換算され、日本円で精算されることになります(日本円以外の外貨預金から現金を引き出すような場合を除く)。
ただし、クレジットカードなどを使ってキャッシングする際には、一定の手数料がかかることと、海外であまり一般的でないクレジットカードブランドだと、そもそも渡航先のATMが対応していないこともありますので、要注意です。
少量の現金とクレジットカード
海外旅行に携行する所持金としては、少額の現金と、海外でキャッシングできるクレジットカードや国際キャッシュカードなどを組み合わせるのが良いといえそうです。
キャッシングするのであれば、初めから多額の現金を準備して携行しても一緒ではないかと思われるかもしれませんが、現金の大きなデメリットとして、「盗まれたら取り返しがつかない」という点が挙げられます。
海外では、日本と比べて、スリ・ひったくり・置き引き等のトラブルに遭いやすい場所もあります。このような被害に遭った場合、少額の現金なら諦めもつくかもしれませんが、多額の現金だと大きな損害になってしまいます。
一方で、クレジットカードであれば、盗まれたことが発覚したら即座にクレジットカード会社に連絡し、カードを使用不可能にしてもらうことで、自分の財産に被害が及ぶのを防ぐことができます。
そのため、少額の現金とクレジットカードを組み合わせて携行するのが、最もリスクが少なく安心といえます。
なお、トラベラーズチェックは、2017年現在では一般的ではなくなりつつあります。
利用するには銀行窓口等で所定の手続きを踏む必要があり、煩雑なうえ、トラベラーズチェックを使うメリットはクレジットカードでカバーもできるので、あえてこちらを準備する必要はないと考えられます。
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