海外旅行の楽しみのひとつが、何といっても本場の食事を楽しめることです。日本で食べられる外国食は、その多くが日本人の好みに合うように大きさや味付けを調整されています。
特に、移民の国であり体格の良い人が多いアメリカン・グルメの豪快さは、日本ではなかなか再現できません。本場のアメリカ人が愛する味、日本には進出していない有名店の味をお腹いっぱい楽しめるよう、今回はカロリーを忘れてただただ味わって欲しいおすすめのアメリカン・グルメを4種類ご紹介します。
アメリカン・グルメの代表格!「ハンバーガー」
アメリカン・グルメといえば、まっさきに出てくるのが国民食ともいえるハンバーガーです。
- バンズ(パン)の固さ・大きさ・種類
- 野菜の量
- ソースの味付け
- パティ(ハンバーグ)の味
など、アメリカ国内にはさまざまな特徴を持った無数のハンバーガーが存在します。ハンバーガーのパティはステーキよりも柔らかく、高齢になって歯や顎の力が弱っていても食べられるため、若者からご高齢の方まで広い層から人気を集める食べ物です。
また、ハンバーガーに対して「ジャンクフード」というイメージを持っている人も多いですが、アメリカは健康的な食事へのこだわりが強い国としても知られています。もちろんジャンクで大雑把な味のハンバーガーもありますが、こだわりの牛肉やベーコンを使用したり、独自のアレンジを加えたりした高級なハンバーガーもあるので、食べ比べてみると違いを楽しむことができるでしょう。
ちなみに、アメリカのハンバーガーはとても大きいのでご注意ください。日本にいるときの感覚でサイドメニューをたくさん頼むと、「ハンバーガーひとつでお腹いっぱい」の状態になってしまうので、食べるときは小さいサイズで注文することをおすすめします。
お肉でお腹いっぱいにしたい!「ステーキ」
アメリカン・グルメの中でも、根強い人気を誇るのが豪快かつ大きな赤身のステーキです。
アメリカには、広大な国土を活かし、日本の何倍も大きな規模で農業や酪農を営む農家や酪農家がたくさん存在します。食肉の供給量が多く、国内なので関税もかからないため、アメリカは日本よりもステーキ肉の価格が安いのです。そのため、日本ではあり得ないようなサイズのステーキを、日本よりお得に楽しむことができます。
近年は日本の肉食文化として発展してきた「サシ」も評価されていますが、それでもアメリカでは圧倒的に脂肪の少ない赤身の肉が人気です。脂肪が少ない分胃もたれしづらい点も、アメリカン・ステーキの魅力といえるでしょう。
また、ファストフード感覚で食べられるステーキから、ソースの種類や熟成の有無、牛を育てるときの餌にまでこだわった高品質なステーキまで、ステーキの選択肢は数え切れません。お肉が好きな人は、現地でおすすめのステーキショップを調べ、驚くくらいおいしくて大きなステーキを心ゆくまで頬張りましょう。
食欲をそそられる朝食!「エッグベネディクト」
おしゃれだけど意外とハイカロリーで、作るのも大変なのでなかなか食べる機会のないエッグベネディクトも、人気の高いアメリカン・グルメのひとつです。
エッグベネディクトは、アメリカの朝食で一般的なイングリッシュマフィンの上に、塩気の強いベーコンなどを乗せ、さらのその上にとろとろのポーチドエッグを乗せるという悪魔的なおいしさの食べ物となっています。焼くとカリカリもちっとした食感になるイングリッシュマフィンは、ソーセージやハムなど塩気のある食べ物との相性も抜群です。卵黄を使った濃厚なオランデーズソースをかけて食べるのが一般的で、ニューヨークでは少し遅めの朝食(ブランチ)のメニューとして親しまれています。
材料だけを見ると、
- パンに似た小麦のマフィン
- 肉(もしくはスモークサーモン)
- 卵
という組み合わせなので、誰もがおいしくいただくことができるでしょう。また、店舗によって使う素材や味付けが違うため、いろいろなお店のエッグベネディクトを食べ比べてみるのもおすすめです。
おつまみとしても優秀!「ナチョス」
最後にご紹介するのが、軽食やおつまみとして手軽につまめるナチョスというメキシコスタイルのアメリカン・グルメとなります。
ナチョスとは、トウモロコシを潰して作る薄焼きパンを三角形に切り分け、さらに焼いたり揚げたりした「トルティーヤチップス」に、チーズやソースなどをかけて食べる料理のこと。チップスのサクサクとした軽い食感を楽しむ人もいれば、ソースで少し柔らかくなった状態を楽しむ人もいます。
使用するソースは店舗によっても違いがあり、
- 酸味があって爽やかなサワークリーム
- 濃厚なチーズを溶かしたもの
- ひき肉・玉ねぎ・トマト・チリパウダー等を煮込んで作るチリコンカン
- ひき肉やハラペーニョ(メキシコ産の青唐辛子)
などを乗せるのが一般的です。味付けによって、軽くお腹を満たしたいときもお酒のつまみにしたいときも活躍してくれます。
アメリカでは、映画館やスポーツバー、ホームパーティーなどでもおなじみのメニューなので、アメリカ滞在中に一度味わっておくのがおすすめです。
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