「海外旅行に行きたいが、現地で迷子になったらどうしよう」
「目的の観光地までのルートがわからない」
といった人におすすめなのが、現地の下見です。といっても、実際に現地に行くわけではありません。実は、ネット回線とGoogleマップ・Google Earthを組み合わせれば、自宅にいながら離れた海外の目的地を下見することができるのです。
ネットを使った下見なら、航空写真等で街中や道路の様子も確認できるため、世界遺産をじっくり眺めたり、周辺スポットを探索したりして、海外旅行の期待を膨らませるという楽しみもあります。
今回は、GoogleマップやGoogle Earthを賢く利用したバーチャル下見のメリットをご紹介します。
Googleマップなら海外でも行き先やルートをチェックできる!
「Googleマップ」は、ほぼ全世界の道や町並みを網羅した地図サービスです。ただ単に地図を閲覧できるだけでなく、現地の空港からホテルまでのルートを検索したり、地図上にある目的地周辺のおすすめ店舗を探したりすることもできます。
また、道案内機能を利用すれば、ルート案内を受けることも可能です。海外旅行をしたい国、または海外旅行で行きたいスポットがある場合は、事前にGoogleマップでルートや周辺情報を調べておきましょう。
自宅にパソコンがあるなら、パソコン版のGoogleマップで情報検索するのがおすすめです。スマホやタブレットよりも画面サイズの大きなパソコン版Googleマップを使えば、一度に広範囲の情報を調べることができます。気になった地名の詳細や飲食店のレビューなどを、そのままブラウザでチェックできるのもポイントです。
また、検索したスポットやルートを保存しておけば、現地に着いてからスマホのGoogleマップアプリでルート案内を受けるといった使い方もできます。現地で迷子になると、スケジュールが狂ったり、バスなどに乗り遅れたりする心配があるため、Googleマップで現地の下見をしておくのがおすすめです。
Googleストリートビューで街の様子も確認OK!
Googleマップに搭載された優れた機能の一つが、「Googleストリートビュー」です。Googleマップでは、車や人力など、さまざまな手段を駆使してカメラで実際の道路や町並みを撮影しており、誰でも無料で現地の様子を確認することができます。
写真を確認できるのは一般的な道路だけではありません。世界遺跡や海の中など、幅広いエリアにも対応しています。場所によっては、空港や大きなデパート、駅などの中まで見ることができる点もメリットです。
ストリートビューのカメラは、人間の目線よりも少し高い程度なので、現地を実際に歩いているような感覚でバーチャル下見を楽しめるでしょう。
地図上でルートや目的地を確認していても、実際に現地へ向かったとき、どう進めば良いのかわからなくなってしまうことは多いものです。しかし、事前にGoogleストリートビューで街の様子や目印になるランドマークなどを見ておけば、迷子になるリスクを減らせます。
Google Earthでは世界遺産も航空写真でじっくり把握できる!
「Google Earth」は、宇宙を飛んでいる人工衛星から撮影した写真を閲覧できるサービスです。パソコンの場合はブラウザから、スマホの場合はAndroidでもiOSでもアプリから利用できます。
Google Earthを下見に利用する方法として、おすすめなのが「世界遺産」のチェックです。Google Earthは衛星写真なので、上空から世界遺産の姿を見ることができます。
ただ、「現地に行く前に世界遺産を見てしまったら、感動が薄れてしまうのでは?」と心配になる人もいるでしょう。しかし、衛星写真で見る世界遺産と、現地で自分の目で見る世界遺産は、視点の高さや角度が違います。航空写真で分かるのは、あくまでも世界遺産の全体像なので、Google Earthでじっくり観察しても、期待外れに感じる心配はないでしょう。
むしろ、事前に世界遺産の全体像を把握しておいたり、気になる部分を調べておいたりすると、世界遺産の知識を深めることができます。世界遺産は、「人類の宝として後世に残すべき貴重な自然や文化」です。どの世界遺産も、「世界遺産に認定されることになった理由」や「どこがすごいのか」といった興味深いエピソードを持っています。海外の文化も日本の文化も、前提となる知識があると楽しみ方の幅が広がるため、Google Earthを利用して楽しく世界遺産の予習をしておきましょう。
下見のついでに旅行先以外のエリアを世界観光しちゃうのもアリ?!
「スケジュールの関係で気になる観光地を回り切れない」
「せっかくならほかのエリアもチェックしたい」
といった場合は、GoogleマップやGoogle Earthで旅行先以外のエリアを観光するのもおすすめです。見たことのない景色を見るだけでも楽しめますし、次回以降の海外旅行先の候補選びもできるでしょう。
GoogleマップもGoogle Earthも無料で使えるので、これから行く現地の下見という実用的な目的だけでなく、趣味や暇つぶしの方法としても活用するのもおすすめです。
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