どれだけ注意をしていても、ついうっかりしてしまうのが「忘れ物」。でも、事前に必要なものリストと照らし合わせてチェックしておけば防げます。
今回は、出発前に短時間で確認できる、海外旅行の持ち物リストをご紹介します。
1.絶対に必要な証明書・貴重品
パスポート
パスポートは、海外で身分を証明できる唯一の証明書です。パスポートを忘れると、そもそも日本から出国できません。出発前に何度も有無を確認し、旅行中は肌身から離さず持ち歩きましょう。
ビザ
渡航先によっては、ビザを事前に取得しておく必要があります。まずは、渡航先に入国する際に、ビザが必要なのかも調べておきましょう。また、ビザの発行には時間がかかるので、余裕を持って取得しましょう。
海外旅行保険の保険証
万が一に備えて海外旅行保険に加入していても、現地で保険を使うためには保険証を提示する必要があります。忘れると保険を利用できないので、パスポートやビザと一緒に防水ケースなどに収納しておくのがおすすめです。
往復の航空券
行き帰りで使う航空券も、忘れると大変な持ち物のひとつ。ツアーの場合、出発時に空港で渡してもらうことが多いため、紛失しないようにその場で確実にしまいましょう。
現金・クレジットカード
旅行中に使う現金やクレジットカードの準備も大切です。現金を前もって両替しておくと、現地に到着したあと、スムーズに買い物や移動をすることができます。
パスポート再発行用の証明写真
現地の日本大使館でパスポートを再発行してもらう場合、本人の証明写真が必要です。現地ですぐに証明写真を入手できるとは限らないため、念のため予備用の証明写真を忍ばせておきましょう。
2.用途に合わせて使い分けるためのカバン
スーツケース
海外旅行をするなら、頑丈で大量の荷物を詰め込めるスーツケースがおすすめです。滞在中に購入したものやお土産を収納する際にも役立つので、手荷物料金のかからない一番大きなサイズのスーツケースを使いましょう。
小物を入れる観光用のミニバッグ
大容量で車輪もついているスーツケースは便利ですが、現地で散策をしたり観光をしたりするときのカバンとしては不向きです。荷物の有無を確認しづらいリュックサックや、口が大きく開いているトートバッグはスリに狙われやすいため、体の前に抱え込めるミニサイズのバッグをひとつ持って行きましょう。
パスポートなどを隠すためのセキュリティポーチ
持ち運び用のバッグとは別に、服の下に固定できるセキュリティポーチを利用するのがおすすめです。パスポートやお金をミニバッグとは違うカバンに入れておけば、スリのリスクを減らすことができます。
ダミーの財布
有名な観光地に行く場合は、スリに備えてお金を複数の財布に分散しておきましょう。財布をひとつだけ持っていた場合、盗まれたときの被害が大きくなってしまいます。少額のお金を分散しておけば、スリに遭ったときの被害を抑えやすいです。
3.大事な日用品
常備薬
下痢止めや酔い止め、花粉症の薬など、日本の常備薬は現地だとなかなか手に入りません。体調管理用の常備薬やサプリメントは、使用感がわかっているものを日本から持って行きましょう。
粉末タイプのスポーツ飲料やお茶
粉末タイプのスポーツ飲料やお茶は、現地の飲み物や水が合わないときに持っていると役に立ちます。滞在日数が長い場合は、日本食が恋しくなることを考えてフリーズドライの味噌汁などを用意するのもおすすめです。
身だしなみ用品
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- ひげ剃り
- 電動シェーバー
- 化粧品
- メイク落とし
- 洗顔料
- ボディーソープ
- 生理用品
スーツケースの容量に余裕があるなら、身だしなみ用のアイテムを日本から持って行きましょう。特に、化粧品や生理用品などは、肌に合わないものを使うとトラブルを起こしてしまう場合があるので、自分に合うものを選んでおくと安心です。
4.旅行を楽しく進めるための電子機器
腕時計
スマホの普及で腕時計をしない人も増えていますが、腕時計があるとツアーの集合時間や航空機の発着時間等を手軽に確認できます。本体が高額なスマホは、むやみに取り出すとスリに遭う可能性が高まりますし、電池も余計に消費してしまうので、なるべくスマホを出さずに時間をチェックできるよう持っておきましょう。
デジタルカメラ
デジタルカメラがあれば、旅の記録を残せます。カメラを持っていても、バッテリーの充電や記録用のSDカードを忘れてしまう人が多いので、カメラを一度起動して、バッテリー残量等をチェックしておくのがおすすめです。
モバイルバッテリー
観光中は、基本的にホテルに滞在している夜間にのみ充電します。観光中にバッテリーが減ったときに備えて、軽くて小さいモバイルバッテリーを持っておきましょう。
コンセントの変換用アダプター・電源タップ
日本と海外ではコンセントの形状が違います。変換用のアダプターや、コンセントを増設する電源タップを持って行って手持ちの電子機器を充電できると安心です。
WiFi端末
基本的に、日本で使っているWiFiやスマホ端末の回線は、海外に出ると利用できません。いつでもネットや地図の検索ができるように、海外用のレンタルWiFi端末も事前に契約しておきましょう。
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