初めての海外出張。成功させるためには前もって準備しておくことが大事。ここでは、海外出張で名刺交換をするときのマナーと順序、セリフなどについてお話します。
名刺交換のビジネスマナーをしっかりと頭にいれておけば、本番堂々としたスタートを切れるでしょう。
日本と海外のビジネスマナーの違い
まず知っておきたい点として、日本と海外では名刺交換のビジネスマナーに違いがあります。日本では、会ったらすぐに名刺交換をしますね。しかし、これを海外でしてしまうと失礼に当たる可能性があります。
では、海外ではどうかというと、まずは握手をして軽い会話、つまりスモールトークをします。そして、名刺交換は最後に行うことが多いです。
まずは握手とスモールトーク
最初に「Nice to meet you.」といって笑顔で握手をします。笑顔は言語や文化の壁を越えるコミュニケーションの基本。そして「I’m 名前 from 会社名」と自己紹介します。日本の名前は覚えにくいので、“Everyone calls me ニックネーム.(みんなは私を〇〇と呼んでいます)”と一言添えるとよいでしょう。
自己紹介のあと“I have been looking forward to meeting you.(お会いできるのを楽しみにしておりました)”というとスマートです。相手がこういった類のあいさつをしてきたら“The pleasure is mine.うれしいのはこちらのほうです”と受け答えしましょう。
次いでスモールトークです。いくつか話題を準備しておくと余裕が生まれるのでよいでしょう。“What do you do in your company?(あなたは会社でどんなことをしておられるんですか?)”“Have you heard of 自分の会社名(私たちの会社についてどんなことをご存知ですか?)”“Have you visited Japan before?(これまで日本に来られたことはおありですか?)”など。
トークが苦手なら“This is my first visit to 国名.(私、(国名)に来るの初めてなんです)”などと自分のことを話せば、相手もそれに合わせてトークをしてくれるでしょう。
名刺はメモ代わり
海外で名刺交換をするときに知っておきたい点として、海外では名刺をメモ代わりに使うことがあるということです。日本では、ものにも命が宿っているというような概念があり、相手からもらったものは相手と同様に大切に扱わないと失礼になります。
しかし、海外ではそうではありません。名刺を受取ったらすぐにポケットに入れるのも、相手がいる前でメモをとるのも普通です。このことを知っていれば、相手の行動を勘違いしたり、打撃を受けてしまったりすることはないでしょう。
もちろん、今回ご紹介した内容が全ての国で当てはまるわけではありませんが、このように出張先でビジネスマナーが違うことは大いにありますので、事前に調べておくことが大切です。
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