
海外旅行をする前の準備では、やるべきことが数多くあります。持ち物の準備はもちろんのこと、パスポートやビサの手続きなど渡航の準備も必要です。しかし、それ以外にも自分の命と国を守るために「予防接種」を受けておくべきだということをご存知でしょうか?海外旅行へ行く前に、気をつける必要がある病気とその予防接種について知っておきましょう。
海外旅行者向けの予防接種
海外旅行では、入国時に予防接種証明書の提示が求められることがあります。その一部をご紹介します。
黄熱
黄熱とは、蚊によって媒介されるウイルスによる感染症のことです。中央アフリカおよび中南米への海外旅行をする場合には、感染するリスクがあります。短期滞在・長期滞在にかかわらず接種しておきましょう。黄熱が流行している地域に入国する場合には、国際予防接種証明書が必要となることがあります。
狂犬病
狂犬病とは、狂犬病ウイルスによる感染症で、死亡率ほぼ100%という恐ろしい病気です。感染した動物に噛まれたりすることで発症します。イヌ・キツネ・コウモリの多い地域へ長期滞在する場合には、予防接種を受けておきましょう。また、現地に医療機関が少ない場合や、動物と関わる予定がある方も接種をおすすめします。
日本脳炎
日本脳炎とは、蚊によって媒介されるウイルスによって引き起こされる急性脳炎です。東アジア・南アジア・東南アジアに長期滞在する方は、予防接種を受けておきましょう。日本脳炎は死亡率が高く、仮に生き延びたとしても後遺症が生じるおそれがあります。
破傷風
破傷風とは、傷口から破傷風菌が感染する病気です。現地でケガをした場合に、その傷口から感染します。破傷風菌は世界中に存在するため、海外へ長期滞在をするときは予防接種を受けておくことをおすすめします。特に、発展途上国などのケガをしやすい場所へ足を運ぶ予定や、自然の中へ立ち入って冒険する予定があるなら、感染のリスクを考慮しておくと安心です。
ポリオ
ポリオとは、ポリオウイルスによって麻痺が引き起こされる病気です。南アジア・中近東・北アフリカ・中央アフリカ・南アフリカ・東ヨーロッパなどに長期滞在する場合には、予防接種を受けておきましょう。過去にポリオの予防接種を受けたことのある方でも、渡航前に改めて接種しておくと安心です。
長期滞在なら必須
海外旅行前の予防接種には、さまざまな種類があります。渡航先によって、自分が接種しておくべきワクチンをチェックしておきましょう。なお、長期滞在をする場合には、特に予防接種を受けておく必要があります。死に至る病気にかかるリスクもあるので、旅行前に医療機関で必要なワクチンを打ってもらうことをおすすめします。今回ご紹介した予防接種は、あくまで一部です。他にも現地でしか受けられないワクチンも存在しますので、渡航先の状況にしたがって接種しましょう。
自分も国も守ることに繋がる
海外旅行前に予防接種を受ける目的は、自分の命を守るためです。しかし、予防接種を受けることによって守ることができるのは、自分の命だけではありません。感染したまま帰国するリスクを少なくすれば、国や自分の身の回りの人を守ることにも繋がります。自分の身を守るだけでなく、国を守るためにも予防接種を受けておくという意識を持ちましょう。
海外旅行先では、日本にはない思わぬ病気にかかってしまうことがあります。また、現地には日本と同様の医療環境が整っているとは限りません。そのような中で感染のリスクを少なくするには、出かける前に予防接種を受けておくことが必要です。特に、現地に長期滞在する場合は必ずワクチンを接種しておくことをおすすめします。
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