日本で生まれ育った日本人には当たり前の行動でも、海外の人からすれば、奇異に映るほか、場合によっては失礼にあたる作法もあります。
日本人が海外に行った時に気を付けるべき行動について解説します。
食事で気をつけたい事
日本人は、ラーメン・うどん・そばといった麺類をこよなく愛し、馴染みの深い食べ物となっています。
また、味噌汁などの汁物も国民食といえます。
こうした食べ物を食べる時に共通している日本人の行動が、「(麺・スープ・汁を)音を立ててすする」という行為です。
実は、これは、広く海外では行儀の悪い行為とされ、聞く人に生理的不快感を催させる行為とされているのです。
どれくらいかというと、オナラやゲップ相当ともいわれています。
そのため、海外で麺類・スープ類を食べる際には、音を立てないように気をつけて食べましょう。
また、特定の地域ではやってはいけない食事マナーというのもあるので気をつけましょう。
日本では、ご飯や味噌汁を食べる時にお椀を持って食べるのは普通ですが、お隣の韓国では、たとえ汁物であっても、食器を持って食べるのはマナー違反とされています。
また、中国の一般家庭に呼ばれると、食べきれないほどの大量の食事を作ってもてなしてくれることがあります。
このような場合、日本では全部残さず食べないと相手に悪いと感じてしまうものですが、中国では逆に、全部残さず食べると、ホスト側のメンツを潰してしまうから、食事を残すのがマナーとされています。
このように、固有のローカル・ルールというのも国・地域ごとによって様々なものが存在しますので、渡航前には、渡航先の国の食事マナーについて、予め調べておくとよいでしょう。
日本人は写真が大好き!
携帯電話が普及し、カメラ付きスマートフォンを誰でも持ち歩くようになった今、少しでも気になる光景があれば、すぐにパシャパシャと写真を撮る人が増えています。
しかし、美術館などでは、写真の光で絵が傷むのを防ぐため、撮影禁止区域を設けているところも多いです。
ここで、日本人がやりがちなのが、英語で書かれてある注意書きを読めず、禁止区域にも関わらずパシャパシャ写真を撮ってしまうことです。
“No photo!”“No picture!”というのは、「撮影禁止」ということですから、このような注意書きがある場合はトラブルにも繋がりやすいため、写真を撮るのをやめるように気をつけましょう。
国別のタブーな行動
国固有のローカル・ルールがあるので、気をつけましょう。
例えば、シンガポールでは、街中を徹底的にクリーンに保つことが国家施策として定められており、ポイ捨てをしただけで罰金刑に課されます。
またその一環で、ガムを国内に持ち込むことが禁止されています。
ガムを噛むことはおろか、所持しているだけで罰金刑に課されるため、日本から知らずに現地に持ち込んでしまわないよう、気をつけるようにしましょう。
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