海外旅行に行く際、現金を現地のお金に両替すると手数料が多くかかってしまいます。マイナーな通貨だと10%近くの手数料を取られるなんてこともあります。クレジットカードでも海外で利用すれば手数料がかかりますが、高くても2%程度なので圧倒的に現金よりもお得です。
ただ、海外でクレジットカードを使う際は注意も必要。旅行を安全に楽しむために知っておきたいことをご紹介します。
最低でも2枚は用意して
海外旅行に行くのなら、クレジットカードを最低2枚は用意しておきましょう。その理由は、利用限度額に達したりカードを紛失したりして使えなくなってしまった場合、1枚だけでは現地で不便が生じる可能性が高いからです。
2枚以上のクレジットカードを用意したうえで、さらに保管場所も分けておくと、万が一、財布をなくした場合でも対応することができます。
限度額を増額しておこう
海外旅行中にクレジットカードの利用限度額を使い切ってしまうと、そのあと買い物がしづらくなってしまいます。ただ、だからといって別のカードを使ってしまうとポイントなどカードの特典も統一できず、ちょっと損をした気分になりますよね。
そこで、事前にカードの利用限度額を増額しておくことをおすすめします。利用限度額を引き上げたままにしようとすると審査が厳しくなりますが、旅行や引越し、結婚式などの前に一時的に引き上げるだけなら、実はそれほど審査は厳しくありません。海外旅行に行くならあらかじめコールセンターに電話し、旅行に行く旨を伝えて限度額を増やしておきましょう。
支払は「一括」「リボ」の二択のみ!
海外旅行先では基本的に、支払方法が「一括払い」か「リボ払い」の2種類しか選べません。なおかつ、その場で選べるわけではなく、あらかじめ設定した内容に基づいて支払方法が決められます。注意しておかないと、一括払いを選択したつもりがすべてリボ払いになっていて、割高な手数料がかかってしまう可能性も。
海外旅行で使う場合は、自分の持っているカードが海外でどのような支払方法に設定されているかを確認してくと良いでしょう。
語学力はJCBカードでカバー
JCBカードは日本国内ではメジャーなカードですが、海外ではそれほど使える場所が多くありません。ただ、このカードを持っていると「JCBラウンジ」を利用することができるので、語学力に自信のない人にはおすすめ。JCBラウンジでは日本語で観光情報や交通案内について相談でき、飲食店やオプションツアーなどの予約や手配もお願いできます。
JCBラウンジの中でもハイグレードな「JCBプラザラウンジ」なら、無料でインターネット接続のパソコンを使ったりフリードリンクを飲みながらマッサージ機でくつろいだりといったことも可能です。
チップの支払いもカードでOK
日本にはチップの文化がありませんが、海外では一般的です。映画などのイメージから「チップ=現金」と思いがちですが、クレジットカードで飲食代などとまとめて支払うこともできます。
クレジットカードで支払う旨を伝えてカード伝票の金額を確認し、チップの欄(tipまたはgratuity)に任意の金額を書き込みましょう。場所にもよりますが、基本的に15~20%程度が目安です。チップを含む合計金額を記入し、サイン欄に署名します。
今回ご紹介したような知識があれば、海外でも安心してクレジットカードが使えます。海外ではクレジットカードを上手に活用して持ち歩く現金の額は少な目にしておきましょう。
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