海外旅行に電子機器を持っていく方は、充電器も忘れずに持参すると思いますが、実は電気規格は国ごとに異なるため、行き先によっては電源変換プラグや変圧器が必要です。
この記事では、海外のプラグ・コンセントの種類や電圧について詳しくご紹介します。
海外のプラグ・コンセントの種類
海外旅行に行く際には、スマートフォンやデジタルカメラ、ノートPCなどの電子機器が必需品となります。
しかし、ここで忘れてはいけないのが各国のプラグ・コンセントの種類と電圧。
これらは、電力調査を受けている国家137ヶ国ごとに違っており、日本から持ち込んだものが使えないということも多々あります。
世界では、大まかに8種類のコンセントのプラグタイプがあり、タイプの名称と使用されている地域をまとめると、以下のようになります。
Aタイプ:日本と同じタイプ。南北アメリカ、台湾など
Bタイプ:インド、中国、スウェーデンなど
Cタイプ:ヨーロッパ各国、韓国、インドネシアなど
SEタイプ:ヨーロッパ各国、韓国、インドネシアなど
B3タイプ:インド、中国、ケニアなど
BFタイプ:イギリス、香港、中東など
Oタイプ:オーストラリア、ニュージーランドなど
O2タイプ:中国など
電圧の違いにも注意しましょう
また、電圧も国によって異なってきます。
日本における電圧は100Vですが、海外のほとんどの国は異なる電圧です。
以下で一例を見てみましょう。
・日本:100V
・韓国:220V
・中国:220V
・イギリス:240V
・イタリア:240V
・アメリカ:110V・120V
・アルゼンチン:220V
・南アフリカ:220V・240V
上記の通り、多くの国が日本とは電圧の規格が異なることがわかります。たとえば、日本の電圧は100Vですが、それを上回る電圧の国でそのままコンセントを挿すと、製品が故障してしまう恐れがあります。
海外旅行中にパソコンやスマートフォン、デジタルカメラが壊れてしまっては大変です。
コンセント・プラグの規格があっている場合や、変換プラグを持っていく場合でも、電圧に違いがないかを良く確認しておきましょう。
電圧が違う国へ旅行に行く場合は、変圧器が必須となります。
プラグ・コンセント、電圧を事前にチェックしよう!
上記で列挙したように、国によって様々な電気規格があることがお分かりいただけたと思います。
海外旅行の際には、訪問する国で要求される規格を事前にチェックし、対応したプラグ・変圧器を準備していくようにしましょう。
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