
景色も言葉も普段とまったく異なる世界を訪れ、非日常の気分に浸れる海外旅行。でも、普段と違う世界だからこそ怖いのが病気やケガなどのトラブルです。
保険ショップ「保険クリニック」が行ったアンケート調査によると、20~60歳の男女1万人のうち約64%に海外旅行経験があり、そのうち約72%が海外旅行保険に加入していたそうです。海外旅行者のうち7割を超える人が加入している海外旅行保険は、実際に必要があるのでしょうか?
え、そんなに?海外でかかる医療費
海外で遭遇するトラブルのうち、例が多いのはやはり病気やケガによる予定外の通院です。
たとえば、アメリカで虫垂炎の手術を受けると、1~3日の入院で300万円前後の費用がかかります。日本の保険制度には「海外療養費制度」があり、帰国後に申請すれば海外でかかった医療費の一部が給付されます。
ただし給付額は同様の治療を日本で受けた場合の総医療費の7割。虫垂炎なら約52万円の7割で、約36万円程度しか返ってきません。260万円以上が自己負担になるのです。ちょっとした車が買えてしまう金額ですよね。
病気やケガは突発的に起こるものなので、事前に備えておくことが大切。やはり海外旅行に行くなら、海外旅行保険に必ず加入しておきましょう。海外旅行保険からの給付を受けても海外療養費の申請が可能なので、どちらも活用することをおすすめします。
適用期間に注意!
海外旅行保険は、自宅を出発して帰宅するまでが補償期間です。自宅から空港へ向かうまでの経路であれば、国内のケガなどでも保証が受けられます。自宅から空港が遠く、空港付近で前泊した場合も自宅から保証が受けられるので、万が一国内でトラブルにあったときも忘れずに申請しましょう。
海外旅行保険に加入できるのは、日本国内のみです。主要国際空港の自動販売機などでも加入できますが、出発直前だと自宅から空港までの保証は受けられません。早めに加入しておいた方が安心です。
カード付帯保険だけで大丈夫?保証内容を確認
クレジットカードの中には、海外旅行保険が自動付帯されているものも多くあります。「カードがあるから安心!」と思っている方も多いでしょう。しかし、カードのランクによっては医療費の補償限度額が50万円程度に設定されているものもあるので、注意が必要です。
保証を受けるには、旅行の費用をクレジットカードで支払うことが条件となっているカードもあるなど、取り扱いはさまざまです。保証内容を事前に確認し、できる限り無制限の補償が受けられる海外旅行保険に加入しておきましょう。
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海外旅行保険で安心をプラス
言葉の通じない場所で病気やケガにかかり、医療費の心配をするという状況は不安なものです。海外旅行保険に加入していれば通常は日本語の24時間サポートが受けられますし、医療費の不安がないので安心して治療に専念できます。
盗難や破損、交通機関の遅延や運休などのトラブルにも対応してくれる海外旅行保険。旅に出る前に、ぜひ加入しておきましょう。
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