
アメリカやフランスなど、時差の大きな国へ旅行に行くと必ず直面するのが時差ボケ。たとえばニューヨークの場合、日本との時差は13時間あります。昼と夜がまったく逆になるので、何も対策を立てないと、眠さと体調の悪さで辛い旅行になってしまいます。
ここでは、時差ボケを解消するためにできることについてお話します。
搭乗前にするべきこと
旅行先で時差ボケに悩まされることなく楽しむためには、搭乗前からの対策が役に立ちます。搭乗の一週間前から、旅行先の時間を意識しながら生活しましょう。
そして、西行きフライトなら早寝早起きを、東行きフライトなら遅寝遅起きをするようにし、体内時計を少しでも旅行先の時間に近づけるようにします。
また、出発時に睡眠不足だと時差ボケを悪化させてしまうので、睡眠はきちんと取り、疲れを溜めないようにしておきましょう。
機内でするべきこと
搭乗したら、腕時計やアイパッド、スマホなどの時計設定を旅行先の時間に合わせます。今が昼間だったとしても、夜の時刻を示している時計を見るだけで少し意識調整ができます。
機内では、旅行先の時刻に合わせて行動しましょう。旅行先が夜なら寝るようにし、昼なら少しがんばって起きているようにします。起きているようにするためには、コーヒーなどのカフェインを摂取したり、少し歩き回ったりするのもよいでしょう。体内時計に逆らって起きているのは大変ですが、その方が、現地に着いてからの夜、ぐっすりと眠れ、早めに時差ボケを解消できます。
現地時間が夜なら、搭乗時に日本が朝の時間帯でも、寝ておいた方がいいでしょう。12時間のフライトの後、飛行機を降り立ったら、また朝だからです。眠れないときは、少量のアルコールを摂取するとよいという人もいます。眠れないときは、それでもアイマスクと耳栓を利用し、脳を休ませましょう。
機内では、到着先の時刻に合わせて食事が提供されます。少しでも食べておくと体内時計を調整しやすくなるので、機内食を食べるようにしましょう。
現地でするべきこと
旅行先に到着し、現地の時間に違和感なく順応できているなら問題ありません。しかし、昼間なのに眠い、あるいは夜になったのに寝付けない、という状態になり、頭痛や倦怠感があるならそれは時差ボケでしょう。
時差ボケの解消法として現地でできることは、朝日を浴びること、食事を3食きちんと食べること、日中体を動かすことなどです。特に朝日を浴びることは大切です。朝起きて、強い光が網膜に届くことにより脳内でセロトニンが分泌され、そのセロトニンが14~16時間経つとメラトニンに変化し、このホルモンが眠気を催させてくれるからです。こうして体内時計を現地に合わせることができるのです。
時差ボケ対策をしっかり行い、現地到着から楽しい時間を過ごしましょう!
国内用も海外用も!
JALエービーシーのレンタルWiFi
JALABCのWiFiなら、国内用も海外用もデータ容量なんと無制限!
通信制限を気にせず使い放題!