私たちにとって必需品となった携帯電話やスマートフォン。うっかり携帯しないまま出掛けてしまった日は、一日中落ち着かないという人も多いのではないでしょうか。
携帯電話事業者の調査によると、海外旅行のとき多くの人が携帯電話を持っていきたいと答えています。しかし、海外対応の携帯電話は契約が難しいとか、料金が高くなるのではと敬遠されがちです。
海外旅行にも携帯電話があればもっと便利になります。海外対応の携帯電話の使い道や基本的な情報について見ていきましょう。
電話機能があれば予約やキャンセルもスムーズ
旅行中に予定変更があったときに活躍するのは、電話機能。飛行機や電車の遅延や欠航などで予定変更があって先方に連絡する必要があっても、携帯電話がないと現地で公衆電話を探すのに苦労したり、使ったことのない公衆電話の使い方に手間取ってしまったりするでしょう。電話機能があれば、ホテルやレストランの予約やキャンセルもスムーズに行うことができます。
ネットに接続すれば道に迷う可能性も少ない
電話機能を使わなくても、公共WiFiなどのWiFiがあれば快適にネットに接続できます。ネットに接続できる環境があれば、初めての場所でも地図を調べることができます。
最近は、大手IT企業が提供する世界中で利用できる地図アプリがありますので、webで検索するよりもスマホに地図アプリをインストールしておけば安心です。
この大手IT企業の提供する地図アプリには、事前に任意のエリアをダウンロードし保存しておくことでオフラインでも地図を表示できるサービスもあります。オンラインなら道順や所要時間、公共交通機関の乗換案内をしてくれますし、オフラインでも紙の地図を持ち歩く必要がなくなるので、使わない手はありません。
素早い電話対応が求められる海外旅行時のトラブル一覧
海外旅行は楽しいことばかりとは限りません。盗難、紛失、病気、事故や自然災害などのトラブルも想定しておくことが大切です。海外対応の携帯電話があれば、トラブルがあっても現地の警察や大使館に速やかに電話連絡をすることが可能です。
病気のときは、保険会社の海外サポートデスクに連絡をすることで、病院への問い合わせや対処法のアドバイスをしてもらえます。海外旅行の際には、携帯電話を持ち物リストに加えるとともに、緊急連絡先を確認しておくと迅速な対応ができるので安心です。
意外と知らない!携帯の便利な機能「SMS」
意外と知らないと思われるのが、携帯のSMS機能です。SMSは携帯電話のキャリアが異なっていても、電話番号が分かればメッセージがやりとりできるサービスです。文字数に制限がありますが、直接相手の携帯電話にメッセージを送信するので正常に送信できたかを確認できる点も便利です。
送信方法も、日本国内にいるときと変わりません。高額な請求をされるのが心配で、海外ではデータローミングをオフにしたり機内モードにする人が多いと思いますが、機内モードにしてしまうとSMSは受信できません。海外でもSMSの受信は無料です。機内モードにはしない方がSMSの機能を有効に利用できます。
日本の携帯を海外で使う方法
日本の携帯電話を海外で使うときは、現地に着いてからデータローミングをオンにすることで自動的に利用できるようになるものもありますが、渡航前に申込をしなければ使えないものもあります。各キャリアの設定方法を事前に確認しておくのがよいでしょう。
ただし、海外では着信側も料金が発生します。海外と日本を頻繁に往復する人にとっては、便利なサービスですが、端末を紛失するとか盗難に遭うリスクもありますので、事前に自分の利用しているサービスを十分に把握しておくことが肝心です。
海外で電話機能を使う場合は日本で使っている携帯をそのまま持っていくよりも、携帯電話をレンタルする方が安くなる上、セキュリティ上も安心だということを覚えておきましょう。
海外用の携帯はレンタルすると安い!
海外用の携帯は、最近ではネットで簡単に申し込みができる業者が増えているほか、競争の激化でかなり手頃な値段でレンタルできるようになっています。通常のレンタルでは、レンタル日額の他に通話料がかかりますが、キャンペーンなどをうまく利用すれば通話料だけで海外用の携帯を持つこともできます。各国の回線に対応した回線を利用できるので、ローミングを利用するよりも安定した通話が可能です。
コストに関しても、海外レンタルの携帯は、秒ごとに課金されるシステムなので、分単位に課金されるローミングでの使用より安上がりになる傾向にあります。海外で電話機能を中心に利用する人にとっては安心です。
携帯電話は海外旅行時の命綱
慣れない土地に行く場合、緊急連絡手段にもなる携帯電話は命綱とも言えます。現地でトラブルに巻き込まれたときに、警察や大使館、病院や各種サービスのヘルプデスクへの連絡に利用できる他、日本国内の家族や勤務先への連絡手段として利用できるからです。通話機能がなくてもインターネットに接続できる環境があれば、テキストベースでの連絡や情報収集もできます。
万が一携帯端末を紛失したり盗難に遭ったりした場合でも、申込時に端末補償サービスに加入していれば渡航先のレンタル事業者から代替品を貸し出してくれることも。携帯電話の申し込みはwebサイトで簡単に申し込みができ、携帯電話の受け取りや返却は、宅配便や空港カウンターで行うことも可能です。
海外旅行はトラブルがないのが一番ですが、海外対応の携帯電話を持ち物リストに加えることで、安心でより楽しく便利な旅ができるようになります。
なお、現在海外用レンタル携帯をご検討中の方は、JALABCの 【海外用携帯レンタルサービス】についても是非ご覧ください。
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