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空港から出られなくなるかも…!パスポートの「残存有効期間」に注意

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海外旅行に行く際、パスポートの残存有効期限をしっかりと確認していますか?「パスポートは公的な証明書だから、有効期限が訪れるその日まで使えるはず!」と思っている人も多いと思いますが、渡航先によってはそうはいきません。

残存有効期限が足りない状態でチケットを予約・購入してしまうと、旅行当日に空港で出国ができなくなる可能性も。そんな事態を避けるため、海外旅行の前には必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。

パスポートの残存有効期間とは

パスポート(旅券)は自国民が海外にわたる際、政府が国籍や身分を証明し、渡航先の政府などの公的機関に保護を依頼するための公文書です。所有者の氏名や証明写真、国籍、生年月日、性別、旅券番号、発行年月日、有効期限、発行機関といった識別情報が記載され、全世界共通の身分証明書となります。

入国許可の申請に必要となるビザ(査証)は、取得の都度パスポートに記入もしくは貼付されます。

日本のパスポートでは有効期間が2種類設定されており、20歳以上の人なら「10年間」「5年間」のどちらかを選択できます。20歳未満の人は、5年間のパスポートしか選択できません。

海外旅行の際、渡航先ごとに定められた残存有効期間が残っていなければ空港で出入国を拒否されることも。外務省のオフィシャルサイトによると、いざ出国というタイミングで残存有効期間が不足していることに気づき、都道府県のパスポートセンターに早期発給を依頼する人が増えているといいます。

購入時点で有効期間が残っていればチケットは買えるかもしれませんが、渡航時に有効期間が足りなければ出国できません。チケット購入時にパスポートナンバーが切り替わっていても問題ないので、購入後に残存有効期間の不足に気づいたら早期に切替しましょう。

乗継便を利用する場合は、乗り継ぎ地点の必要残存期間も確認が必要です。空港から出なければ入国とみなされませんが、宿泊や観光を挟む人もいますし、航空機のトラブルで予定外に滞在時間が延びることもあります。有効期限まで1年を切ったら更新手続きが可能となるので、念のため有効期間を確保しておきましょう。

海外で残存有効期間が切れたらどうなる?

万が一海外滞在中に残存有効期間を迎えてしまったら、申請手続きに登記簿謄本(全部事項証明書)が必要となります。しかも登記簿謄本の取得は日本でしかできず、郵送してもらわなければなりません。それだけでかなりの日数がかかります。

日本大使館や日本領事館といった現地にある在外公館を訪れて申請手続きを行い、引き換えに必要な書類を持って指定を受けた日にパスポートを受け取りに行きます。パスポートの申請には日本でも1万6,000円(10年間の場合)の手数料がかかりますが、海外だと為替の関係でこれより高額になることが多いようです。

有効期限内であれば、海外での申請でも戸籍謄本は必要ありません。万が一海外滞在中に有効期限を迎えそうになったら、できる限りその前に手続きを済ませましょう。

航空券購入前に国ごとの残存有効期間を確認!

パスポートの番号が切り替わっていても出国に差し支えないとはいえ、切替後のパスポートで航空券を買った方がやはり手続きはスムーズです。航空券を手配する前に、渡航先の国で必要とされる残存有効期間をチェックしておきましょう。下記に各国の必要残存期間を抜粋しています。

なお、これらの必要残存期間は予告なしに変更される可能性があります。最新の情報を在日本大使館や総領事館に確認しておくと安心です。

北米方面

アメリカ 帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい)
カナダ 現地出国予定日+1日以上
ブラジル ビザ申請時に6ヵ月以上
マーシャル諸島 入国時に6ヵ月以上
ジャマイカ 入国時6ヵ月以上有効なもの。旅券の未使用査証欄は1頁以上
エルサルバドル 入国時に6ヵ月以上
ボリビア 入国時6ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は2頁以上
グアテマラ 入国時に6ヵ月以上
バハマ 帰国時まで有効なもの
メキシコ 帰国時まで有効なもの
キューバ 入国時3ヵ月以上必要
ペルー 入国時6ヵ月以上必要

ミクロネシア方面

ミクロネシア連邦 入国時に滞在日数+120日以上
パラオ共和国 入国時6ヵ月以上
グアム 帰国時まで有効なもの。
しかし、不測の事態に備え入国時45日以上余裕があるのが望ましい。

アジア・中国方面

中国 入国時6ヵ月以上が望ましい
香港 入国時1ヵ月+滞在日数以上
滞在日数が1ヵ月以上の場合入国時3カ月以上
マカオ 滞在日数が30日以内の場合は、入国時30日+滞在日数以上
滞在日数が30日以上の場合は、入国時3ヵ月以上
台湾 入国時3ヵ月以上
韓国 入国時3ヵ月以上

オセアニア方面

ニューカレドニア 出国時3ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
フィジー 入国時に6ヵ月+滞在日数以上
オーストラリア 観光ETAを本人が登録する場合、帰国時まで有効なもの

ヨーロッパ方面

アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルクは「スペインシェンゲン協定加盟国」で、出国時より3カ月以上。

イギリス 帰国時まで有効なもの。
しかし、不測の事態に備え入国時6カ月以上余裕があるのが望ましい。
アイルランド 出国時6ヵ月以上必要
ブルガリア 出国時3ヵ月以上必要。海外旅行傷害保険の加入が必要。入国時に提示を求められる場合がある
クロアチア 入国時に3ヵ月以上必要
キプロス 入国時3ヵ月以上必要
ロシア 出国時6ヵ月以上必要

中近東、アフリカ方面

アラブ首長国連邦 入国時6ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
カタール 入国時6ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
モロッコ 入国時3ヵ月以上
ケニア 入国時6ヵ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き3頁以上
エジプト 申請時6ヵ月以上

1年以上余裕があるパスポートなら安心!

ほとんどの国では、渡航時にパスポートの残存有効期間が3ヵ月から半年間必要です。

上記でもご紹介したように、パスポートの残存有効期間が1年を切ると切替申請が可能となります。1年以上の余裕があるパスポートであれば、安心して渡航できますね。海外での切替申請は可能ですが、手間もお金もかかります。有効期間が短くなってきていたら、早めに手続きを済ませましょう。

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