
旅行や出張で海外行く際、パスポートの残存有効期限をしっかりと確認していますか?「パスポートは公的な証明書だから、有効期限が訪れるその日まで使えるはず!」と思っている方も多いと思いますが、渡航先によって必要な残存有効期限が異なります。
もし、残存有効期限が足りない状態でチケットを予約・購入してしまうと、旅行当日に空港で出国ができなくなる可能性も。せっかくの旅行が無くなってしまったり、出張にいけないといった事態を避けるため、必ず、海外旅行の前にはパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
パスポートの残存有効期間とは

パスポート(旅券)は自国民が海外にわたる際、政府が国籍や身分を証明し、渡航先の政府などの公的機関に保護を依頼するための公文書です。所有者の氏名や証明写真、国籍、生年月日、性別、旅券番号、発行年月日、有効期限、発行機関といった識別情報が記載され、全世界共通の身分証明書となります。
入国許可の申請に必要となるビザ(査証)は、取得の都度パスポートに記入もしくは貼付されます。
パスポートの種類
日本のパスポートでは有効期間が「5年間」、「10年間」の2種類あります。以前は、「10年間」のパスポートは20歳以上の人のみ選択可能でしたが、2022年4月1日の民法改正により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられた事に伴い、2022年4月1日より、「10年間」のパスポートは18歳以上から選択可能となりました。18歳未満に関しては、「5年間」のパスポートのみとなります。
海外旅行の際、渡航先ごとに定められた残存有効期間が残っていなければ空港で出入国を拒否されることも。外務省のオフィシャルサイトによると、出国というタイミングで残存有効期間が不足していることに気づき、都道府県のパスポートセンターに早期発給を依頼する人が増えているといいます。
もし、購入時点で有効期間が残っていればチケットは買えるかもしれませんが、渡航時に有効期間が足りなければ出国できず、海外旅行や出張に行くことができなくなります。パスポート発給には時間がかかるため、購入後に残存有効期間の不足に気づいたら早期に切替しましょう。
乗り継ぎ便を利用する場合は注意
乗り継ぎ便を利用する場合、乗り継ぎする国の必要残存期間も確認が必要です。空港から出なければ乗り継ぎ国への入国とみなされませんが、宿泊や観光を挟む人もいますし、突然の航空機トラブルや欠航により、乗り継ぎ国に滞在しなければならない場合もあります。乗り継ぎ国で入国したくても、必要残存期間が無いと、入国できず空港内から出られない事態になります。不安な方は、パスポートの有効期限まで1年を切ったら更新手続きが可能となるので、念のため更新手続きを行い、有効期間を確保しておきましょう。
海外で残存有効期間が切れたらどうなる?
残存有効期間が十分ある状態でないと、出入国で拒否されますが、万が一海外滞在中に残存有効期間を迎えてしまったら、申請手続きに登記簿謄本(全部事項証明書)が必要となります。しかも登記簿謄本の取得は日本でしかできず、日本から郵送してもらわなければならず、それだけでかなりの日数がかかります。
登記簿謄本が届いたら、海外現地にある日本大使館や日本領事館といった在外公館を訪れて申請手続きを行い、引き換えに必要な書類を持ち、指定を受けた日にパスポートを受け取りに行きます。パスポートの申請には日本でも1万6,000円(10年間の場合)の手数料がかかりますが、海外だと為替の関係でこれより高額になることが多いようです。
有効期限内であれば、海外での申請でも戸籍謄本は必要ありません。しかし、万が一海外滞在中に有効期限を迎えそうになったら、できる限り早く手続きを済ませましょう。
航空券購入前に国ごとの残存有効期間を確認!
出国時にパスポートの番号が切り替わっていても、出国に差し支えないとはいえ、切替後のパスポートで航空券を買った方が手続きはスムーズです。航空券を手配する前に、渡航先の国で必要とされる残存有効期間をチェックしておきましょう。下記に各国の必要残存期間を抜粋しています。
なお、これらの必要残存期間は予告なしに変更される可能性があります。最新の情報を在日本大使館や総領事館に必ずご確認ください。
北米方面
| アメリカ | 帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい) ※ただし、ESTAの事前取得が必須 | 
|---|---|
| カナダ | 現地出国予定日+1日以上 ※※ただし、eTAの事前取得が必須 | 
| アルゼンチン | 入国時に6ヵ月以上 | 
| ブラジル | 帰国時まで有効なもの | 
| ペルー | 入国時6ヵ月以上必要 | 
ミクロネシア方面
| パラオ共和国 | 入国時6ヵ月+滞在日数以上必要 | 
|---|---|
| グアム | 帰国時まで有効なもの。(入国時45日以上が望ましい) | 
アジア・中国方面
| 台北・高雄・日月潭・花蓮・台中など | 帰国時まで有効なもの | 
|---|---|
| 北京・上海・広州・大連など | 査証必要 査証申請時6か月以上必要 | 
| 香港 | 入国時1ヵ月+滞在日数以上 | 
| マカオ | 滞在日数が30日以内の場合は、入国時30日+滞在日数以上 | 
| 韓国 | 入国時3ヵ月以上 ※ただし、K-ETAの事前取得が必須 | 
オセアニア方面
| オーストラリア | 帰国時まで有効なもの ※ただし、ETASの事前取得が必須 | 
|---|---|
| タヒチ | 出国時3ヵ月以上 | 
ヨーロッパ方面
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、ドイツ、チェコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、マルタ、ルクセンブルクは「スペインシェンゲン協定加盟国」で、出国時より3カ月以上。
| イギリス | 帰国時まで有効なもの。 | 
|---|---|
| ロシア | 出国時6ヵ月以上 | 
中近東、アフリカ方面
| アラブ首長国連邦 | 入国時6ヵ月以上 | 
|---|---|
| カタール | 入国時6ヵ月以上 | 
1年以上余裕があるパスポートなら安心!

ほとんどの国では、渡航時にパスポートの残存有効期間が3ヵ月から6か月必要です。
上記でもご紹介したように、パスポートの残存有効期間が1年を切ると切り替え申請が可能となります。有効期限まで1年以上の余裕があるパスポートであれば、安心して海外旅行や出張に行けますね。海外での切り替え申請は可能ですが、手間もお金もかかります。有効期間が短くなってきていたら、早めに手続きを済ませましょう。
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