海外でも使える！ 落し物を防止する便利アイテム

2024/01/25 （公開：2018/11/12）

準備

渡航中に避けたいトラブルが落し物・失くし物です。国にもよりますが、海外では日本以上に落し物が見つかる可能性は低いので、まずは携帯品を「落とさないようにする心がけ」が必要です。

しかし、非日常の海外ではどうしても身の回りのことに集中できないものです。そこで、落し物の未然防止策としておすすめなのが、「紛失防止タグ」です。果たしてどんな効果があるのか、ご紹介します。

1紛失防止タグでスマートフォンアプリから場所を検知

2紛失防止タグの便利な機能

3紛失防止タグの登録方法

4海外でも使用可能！ただし、注意点も…

紛失防止タグでスマートフォンアプリから場所を検知

紛失防止タグとは、スマートフォンと連携することで、アプリから登録したタグの場所を検知することができる製品です。本体に空けられた穴を通してキーホルダーに付けたり、失くしたくないものにテープで直接貼り付けたりして使います。カードケースに入れられるような製品もあります。

これをたとえば、家のカギに紛失防止タグを取り付けておけば、どこにあるのかわからなくなった際に、スマートフォンのアプリから位置を特定して探すというような使い方ができます。

家の中など、「近くにあることはわかっているけれど、どこにあるのかがわからない」という場合は、アプリからタグを鳴らして見つけることができます。これなら、ベッドの下や棚の隙間など、わかりにくいところにあったとしても安心です。

また、「スマートフォンをどこに置いたか忘れてしまう」という、うっかりさんにも相性は抜群。ブルートゥース接続となっているので双方向の通信が可能で、タグからスマートフォンを鳴らして呼び出すこともできるのです。スマートフォンかタグ、どちらかが手元にあれば、それぞれを探すことができるというわけです。

ただし、ブルートゥースの通信範囲は広くないため、離れた場所にあるタグを必ず呼び出せるかというと、そうではありません。通信範囲外にある場合、最後にスマートフォンと通信した場所が、アプリの地図上に表示されるようになっています。

紛失防止タグの便利な機能

それでは「家やオフィスの中で失くしたものを探すくらいでしか利用できないのか」というと、そうではありません。というのは、タグ同士がブルートゥースでつながる機能を搭載している製品もあるからです。たとえば、自分のスマートフォンの通信範囲からタグが離れてしまったとしても、ほかの利用者のスマートフォンがタグの通信範囲に入ると、そのスマートフォン経由でタグの位置を確認することができます。

つまり、利用者が多くなればなるほど、自分のタグは見つけやすくなるということです。これなら通信範囲から外れても、まだ落し物が見つけられる望みはあります。スマートフォンとタグとの通信範囲は製品によっても違いますが、30～60m程度となっています。

このほか、スマートフォンを常に身につけていることを前提にした便利な機能として、スマートフォンとタグの距離が離れると、自動で通知してくれるように設定することもできます。タグを財布に入れておけば、スリなどへの対策としても有効というわけです。

ただし、スマートフォンとタグを一緒のバッグに入れて置き忘れるというようなケースでは、タグ自体は役立ちませんので注意が必要です。この場合は、スマートフォンの位置特定サービスを利用しましょう。

紛失防止タグの登録方法

紛失防止タグの登録方法ですが、まずはタグを購入し、その製品のアプリをスマートフォンにダウンロードします。アプリにタグを登録するのですが、この段階でスマートフォンとブルートゥース接続されます。あとは特別な設定はなく、失くしたくないものにタグを取り付けるだけです。

1つのアプリで複数のタグを管理することも可能なので、心配な方は財布やカギ、定期入れなど、一通りのものに取り付けるという使い方も可能です。

注意したい点としては、タグ内部に搭載されている電池の持ち具合です。充電不要で使い続けることができますが、利用期間は1年間程度で電池交換ができない仕様が一般的なため、それを過ぎたら買い換えることになります。

海外でも使用可能！ただし、注意点も…

この紛失防止タグですが、実は、国内だけでなく海外での利用も可能です。もともと海外で生まれた製品ですし、ブルートゥース自体海外でも利用されているものです。

ただし、国によっては電波法などの法律に関わる場合がありますので、心配な場合は当該製品のカスタマーサポートに問い合わせておきましょう。海外利用での注意点は、国内でも同様ですが、通信範囲には限りがあるので過信はしないようにしましょう。やはり、「落し物をしない心がけ」は最低限持って出かけてください。

国内で販売されている紛失防止タグはいくつか種類がありますが、実勢価格はおおよそ2,000～4,000円くらい。財布やカギが見つけられる安心感からすれば、リーズナブルなのではないでしょうか。落し物が気になる方は、ぜひ手に入れることをおすすめします。

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株式会社JALエービーシー

営業戦略部戦略グループ

インターネット関連企業にてSEOディレクターを2年、100社以上のWEB・SNS広告運用を3年ほど経験。ハワイでの留学経験ありで、年に2回はハワイへ足を運ぶ。趣味はゴルフで、週末は自宅近くのゴルフスクールに通いつつ、家族や友人を誘いお気に入りのコースを回って、レッスンの成果に一喜一憂する日々。ハワイとディズニー、嵐が大好きな筆者を含むWEB運営管理・インバウンド関連事業を担当しているチームです。