長距離フライト中の機内での味方!ネックピローの豆知識

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海外に行くときに用意する物はたくさんあります。その中で見落としてしまいがちなのが、フライト中に使用するものです。フライトが長距離の場合、ネックピローを持っていると非常に便利です。しかし普段使用していない人は、何が便利なのか分からないのではないでしょうか。

そこで今回は、ネックピローの特徴や選ぶ際のポイントなどを解説します。

機内で配られる枕だけでは首は安定しづらい

航空会社の中には、乗客に枕を支給してくれるところも存在します。支給の方法としては、客室乗務員が配布するケースや座席に用意されているケースなどがあります。ネックピローを持っていない人にとっては、ありがたいサービスといえるでしょう。

しかし支給される枕は、通常の枕と同じ形状であるのが一般的です。そのため座った状態では、位置を固定するのが簡単ではありません。枕を首や頭の後ろに強引に挟んでも、時間の経過とともにずれ落ちてくることが多いです。

また首を少し動かしただけでも、ずれてしまうこともあります。そのたびに、位置を調整しなければなりません。睡眠をとろうとしても気になってしまい、なかなか寝付けない人もいるでしょう。また枕の固定に成功したとしても、平面的な形状なので首にフィットさせるのは困難です。首が安定しない状態が続くことになってしまいます。そのため枕以外の用途に使うケースも珍しくありません。たとえば、腰の後ろに置くクッションとして用いる人もいます。

空気を入れるタイプと入れないタイプの特徴

空気を入れるタイプと入れないタイプの特徴

ネックピローにはさまざまな製品がありますが、大きく2種類に分けられます。空気を入れるタイプと入れないタイプです。それぞれにメリットとデメリットがあります。

空気を入れるタイプのメリットは、収納しやすくて持ち運びに便利であることです。空気を抜くことができるので、コンパクトに畳めます。デメリットは、フライトの高さの影響を受けてしまうことです。機内の気圧の変化によって、柔らかさが変わってしまいます。

空気を入れないタイプのメリットは、クッションによって首回りの負荷を分散させやすいことです。そのため心地よい感触を実現しやすくなっています。デメリットは、畳めないので収納しにくいことです。一般的に、機内に持ち込める手荷物の量には制限があります。ネックピローを持ち込むために、他の荷物を減らす必要があるかもしれません。

ネックピローを選ぶときはココに注目!

ネックピローを選ぶときに注目すべきポイントは2つあります。1つ目のポイントは、頭の位置を固定しやすいことです。フライト中に頭が頻繁にぐらつくと、気分が落ち着かずリラックスできません。フライトの振動が強い場合でも、頭が移動せずに済むような安定感のあるものが望ましいです。素材が柔らかすぎると、形状を保てずに頭が移動しやすくなるので注意しましょう。

2つ目のポイントは、血流に悪影響を与えないことです。体の1カ所に圧力がかかり続けると、血行が悪くなってしまいます。特に首には、脳に繋がる大切な血管があります。非常にデリケートな部位なので、不自然な圧力が加わるのは良くありません。しかしネックピローの素材が硬すぎると、首の特定の箇所に圧力が集中してしまう恐れがあります。柔らかさや形状などをチェックして、首全体に程よくフィットする製品を選ぶことが大切です。

ネックピローのおおよその相場

ネックピローの中には、100円均一ショップで売られている製品もあれば、人間工学に基づいて設計された5000円以上の製品もあります。このようにさまざまな製品が発売されていますが、おおよその相場は2000~3000円ほどです。これぐらいの予算を見積もっておけば、多くの製品の中から選ぶことができるでしょう。

また空気を入れるタイプは比較的安価なものが多く、2000円以下で買えるものも少なくありません。コスト重視で耐久性などを気にしない場合は、有力な候補といえるでしょう。

その一方で3000円を超える製品は、作りがしっかりしているものが多く、長く使いたい人におすすめです。このクラスの製品は、素材にこだわって作られているのが一般的です。たとえば、低反発の素材や形状記憶の素材を用いた製品などがあります。

ベストなネックピローを選んで機内でくつろごう

海外へのフライトでは、機内で疲れてしまわないことが大切です。到着までくつろいで過ごし、体調を整えておく必要があります。限られた滞在期間の中、現地ではできるだけ効率的に活動したいと思うのではないでしょうか。疲労のある状態で到着すると、何をするにしても予定より遅くなりがちです。そのような事態を避けるには、機内で疲れを溜めないように工夫する必要があります。

くつろいで過ごせる環境を作り出すため、自分に合ったネックピローを用意しておきましょう。人によってベストだと感じる製品は異なります。相性の良いネックピローがあると、帰国のフライトでも疲れた体を癒すのに役立ちます。今回の内容を参考にして、ぜひベストだと思えるネックピローを探してみてはいかがでしょうか。

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株式会社JALエービーシー

営業戦略部 戦略グループ

インターネット関連企業にてSEOディレクターを2年、100社以上のWEB・SNS広告運用を3年ほど経験。ハワイでの留学経験ありで、年に2回はハワイへ足を運ぶ。趣味はゴルフで、週末は自宅近くのゴルフスクールに通いつつ、家族や友人を誘いお気に入りのコースを回って、レッスンの成果に一喜一憂する日々。ハワイとディズニー、嵐が大好きな筆者を含むWEB運営管理・インバウンド関連事業を担当しているチームです。

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