機内に持ち込める液体の制限って？持ち込める化粧品は？

2024/03/27 （公開：2017/06/16）

空港・機内

海外旅行などで長時間のフライトの際には、肌を保湿するために化粧水・乳液などの化粧品を機内に持ち込みたいという方も多いのではないでしょうか。
特に最近では、男性も肌の保湿のために化粧水・乳液などを持っている方も多いです。しかし、液体物を飛行機内への持ち込みには制限があり、日本国内線と国際線とでも制限が異なるため注意が必要です。液体物に関する制限を知らないと、手荷物検査でお気に入りの化粧品を没収されてしまいます。

ここでは、機内に持ち込める液体の制限についてまとめます。

1持込が制限される液体とは？

2機内持ち込みOKな液体

3没収されないために事前準備を！

機内持ち込みが制限される液体とは？

液体物の機体持ち込み制限は、日本国内線と、国際線だと制限が異なります。
そのため、「国内線で機内持ち込みできたから、国際線もそのまま機内持ち込めるできる。」と思っていると、手荷物検査で没収されてしまいます。手荷物検査場で注意されたため、スーツケースに入れたくても、既に機内預け入れ荷物として預けてしまったため、入れられないケースも多くあります。

国内線から国際線に乗り継ぎなどの際には、液体の機内持ち込みは特に注意しましょう。

国内線の場合

１．水、お茶などの飲料

水、お茶などの飲料については機内持ち込み可能です。手荷物検査場で、専用の測定器を使い中身をチェックするため、荷物の奥にしまわず、すぐ取り出して検査できるようにしておきましょう。

２．アルコール飲料

基本的には持ち込み可能ですが、アルコール度数が24％を超える場合には制限があります。
アルコール度数が24％を超えており、70％未満の物に関しては、一人5リットルまで持ち込み可能です。

３．化粧品、香水、医薬品（非放射線のもの）

1つの容器当たり0.5kg、または0.5リットル以下の場合、一人あたり2kgまたは2リットルまで持ち込み可能です。

※詳細は、必ずご利用の航空会社までお問い合わせください。

国際線の場合

国際線は、日本国内線よりルールや制限が厳しいため、しっかりルールを確認しましょう。

１．全ての液体物は、100ミリリットル以下の容器に入れなければなりません。

液体自体が100ミリリットル以下だったとしても、100ミリリットルを超える容器に入っていた場合、持ち込み不可となります。

２．【１】の容器は、再封可能で、容量1リットル以下のジッパーの付いた透明プラスチック袋に余裕を持った状態で入れてください

ジッパーの付いた透明プラスチック袋が、中の容器が多く密閉出来ない場合、密封出来る程度に、中の容器を廃棄する事になるため、余裕を持った状態で入れてください。
また、中の容器が100ミリリットル以上の容器であったり、透明プラスチック袋が無い場合も、持ち込み不可となります。

３．袋の数は、一人一つのみ持ち込み可能です。

ジッパーの付いた透明プラスチック袋は、一人１つのみとなります。

※詳細は、必ずご利用の航空会社までお問い合わせください。

持ち込みが制限されているのは、手荷物内の「液体物」。ジェルやローション、クリームもこれに含まれるので注意が必要です。つまり、手にのせたときに形が保持できないものはすべて液体物として扱われます。

機内持ち込みOKな液体

機内持ち込みでも、制限のない液体もあります。それは目薬、風邪薬、胃腸薬、コンタクトレンズ用剤、熱さましシート、糖尿病患者用食品など。つまり、健康上の理由でやむなく持ち込まなければならないものです。ただし、「医薬品」として検査員に申し出る必要があります。また、持ち込める量は、機内で必要とされる量のみとなります。

また、乳幼児を同伴している場合、離乳食、母乳、ミルクなどの持ち込みが可能となります。
※詳細は、ご利用の航空会社までお問い合わせください。

没収されないために事前準備を！

上記でもお話したとおり、手荷物として携帯する液体物は100ml以下の容器に入れ、さらにプラスチック袋に入れなければなりません。もしもそのことを知らないで手荷物を準備してしまうと、飛行機に乗る前に没収されてしまうというとても残念な結果になってしまいます。

海外旅行に行く前に検査場で持ち込み不可となり、廃棄する事になってしまうと、旅行中に使用を予定していたものの、使用出来なくなります。

海外現地でも代わりの物は購入できますが、普段利用している化粧品を使う事が出来なくなるため、飛行機に乗る際には、液体物の持ち込みには注意が必要です。

それがどんなに高価なハンドクリームであろうと、機内で絶対に必要な化粧水であろうと、決まりは決まり。規則にのっとっていなければ、クリーンエリア（保安検査の後のエリア）に入る前に捨てなければなりません。そんな残念なことにならないためにも、上記でご説明した決まりに従って手荷物を準備しましょう。

なお、クリーンエリアで購入したものは機内への持ち込みが可能です。機内での飲み物が欲しい場合は、クリーンエリアで購入することができるのでそちらを利用しましょう。

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株式会社JALエービーシー

営業戦略部戦略グループ

インターネット関連企業にてSEOディレクターを2年、100社以上のWEB・SNS広告運用を3年ほど経験。ハワイでの留学経験ありで、年に2回はハワイへ足を運ぶ。趣味はゴルフで、週末は自宅近くのゴルフスクールに通いつつ、家族や友人を誘いお気に入りのコースを回って、レッスンの成果に一喜一憂する日々。ハワイとディズニー、嵐が大好きな筆者を含むWEB運営管理・インバウンド関連事業を担当しているチームです。