パインバレーやオーガスタ、セントアンドリュースなどの名門や、ハワイやアジアのリゾートゴルフクラブなど、海外にはゴルファーならいつかはプレーしてみたいコースがたくさんあります。
そんな海外のコースを回る機会に恵まれた際は、やはりレンタルではなく自分のクラブでプレーしたいもの。そこで、この記事では、海外にゴルフバッグを持って行く際のポイントを紹介していきます。
ゴルフは使い慣れたクラブが一番
「弘法は筆を選ばず」とはいいますが、技術のあるプロゴルファーならいざ知らず、アマチュアゴルファーのプレーはクラブの性能や慣れに頼る部分もあります。
海外のコースの場合、設計や芝、風など、ただでさえ普段とはまったく環境でプレーをすることになるわけですから、初めて使うレンタルクラブではうまくスコアメイクできず、せっかくの海外プレーが楽しめない可能性もあります。
また、クラブのレンタル料も安くはありません。仮に安くレンタルできたとしても、一流メーカーの最新クラブが揃っているとは限りません。寄せ集めの中古クラブでは、何となく気乗りしないものです。
そう考えると、やはりクラブは使い慣れたものを使うのが一番。といっても、普段のゴルフのように車のトランクにバッグを放り込んで出かけることはできません。そこで、まずはゴルフバッグを海外に送る際の手順についてチェックしてみましょう。
ゴルフバッグの持ち込み方法
ゴルフクラブを海外に持っていく一番簡単な方法は、飛行機に乗る際に手荷物として預かってもらう方法です。「超過料金がかかるのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはLCC(ローコストキャリア)を除く既存の航空会社のほとんどで超過料金は必要ありません。
たとえばJALでエコノミークラスの場合、「受託手荷物は2個まで無料でお預かり」となっています。1個あたり「23kg以内かつ3辺の総和が203cm以内」であることが条件で、通常サイズのゴルフバッグであればこれに当てはまりますので、無料で預かってもらえるのです。
現地での持ち運びを考える必要はありますが、出発前には面倒なことを考えずに空港までゴルフバッグを持っていけば良いだけなので、手間がかかりません。しかし、通常より大きいサイズのバッグの場合など、追加料金がかかる場合もありますので、事前に搭乗する飛行機の航空会社に問い合わせるなどしておくと良いでしょう。
海外にゴルフバッグを送る場合の料金は?
上記のように、搭乗する飛行機の手荷物預かりサービスを利用すれば、ゴルフバッグを無料で海外に持ち込むことが可能です。それでも、「空港までは電車なので、できれば自宅の近所から現地まで発送してしまいたい」という方もいらっしゃることでしょう。
そんな場合は、国際便を利用することになります。日本郵便の「EMS(国際スピード郵便)」やヤマト運輸「国際宅急便」などがゴルフバッグの海外発送に対応しています。
料金は地域にもよりますが、東南アジアなど日本からの距離が近いところでも2万円程度、遠距離であれば5万円以上も覚悟しておきましょう。
さらに、日本のゴルフクラブではクラブハウスから自宅へ発送可能な場合がほとんどですが、海外のゴルフクラブはそうしたサービスの提携がないことが多く、結果としてプレー後には、ゴルフバッグを日本に送ることができる市街地まで、自分で運ばなければならなくなります。
現地空港で受け取れる「手ぶら宅配サービス」
日本の自宅から送った荷物を海外の到着空港で受け取れる宅配サービス、「手ぶら宅配サービス」を利用してみるのもおすすめです。
JALエービーシーでは日本の自宅等から送った荷物を、到着空港のターンテーブル(手荷物受取所)で受け取れる宅配サービスを提供しています。通常、空港へ送ったら、所定のカウンターで受け取り、自身で航空会社のチェックインカウンターで荷物のチェックインを行わなくてはなりませんが、海外の到着空港で受け取ることができ、海外発送をするよりも「空港までの利用料金+手ぶら手数料210円/個」と、リーズナブルな料金で利用できるので非常にお得かつ便利なサービスです。米国便、共同運航便(コードシェア)を除くJAL国際線を利用の場合、こちらのサービスを利用することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
旅行前には「キズ防止」対策を
飛行機の手荷物預かりを利用する場合でも、事前に渡航先に向けて発送する場合でも、しっかりと対策しておきたいのが、ゴルフバッグやクラブのキズ防止対策です。
国内発送の際もそうですが、輸送中は大きな揺れが起こる可能性があり、バッグや中身にも影響がある可能性も否定できません。大切なクラブは、しっかりとカバーをかけてからバッグにしまいましょう。
また、ゴルフバッグ本体についても同様です。海外に発送して、いざ現地でプレーを始めようとしたらバッグに大きなキズが入っていた…という例もあります。キズをつけたくない場合は、バッグそのものもカバーで覆うなど対策をしておくことが大切です。
しっかりと事前準備をして、愛用のゴルフクラブで海外でのプレーをぜひお楽しみください!
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